土地と家の災害リスクの調べ方(ハザードマップ・液状化・地盤)
国土交通省のハザードマップポータルサイト、土地取引での水害ハザードマップの説明義務、液状化、地盤、盛土規制法、浸水想定を、国と市町村の公式ページでまとめています。
このページの要点
下の項目から、特に確認してほしいものを抜粋しています。出典と原文は、各項目で確認できます。
- 国土交通省のハザードマップポータルサイトの「重ねるハザードマップ」では、洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴・成り立ちなどを地図や写真に重ねて表示できる、と案内されている。 出典
- 国土交通省は、不動産取引時に、水防法に基づき作成された水害(洪水・雨水出水・高潮)ハザードマップにおける対象物件の所在地を、重要事項説明の対象項目として説明することを義務化した。 出典
- 国土交通省は、「地形区分に基づく液状化の発生傾向図」と「都道府県液状化危険度分布図」をハザードマップポータルサイト「重ねるハザードマップ」で公開している。 出典
- 国土交通省は、国土交通省及び都道府県が、洪水予報河川及び水位周知河川について、想定し得る最大規模の降雨により河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域を洪水浸水想定区域として指定している、と説明している。 出典
- 国土交通省は、宅地造成及び特定盛土等規制法(通称「盛土規制法」、令和4年5月27日公布)が令和5年5月26日から施行されたとしている。同法は、土地の用途やその目的にかかわらず、危険な盛土等を全国一律の基準で包括的に規制するものとされている。 出典
市町村のハザードマップ公開ページ
各市町村の公式サイトのページへのリンクです。掲載されているマップの種類や更新時期は、各ページでご確認ください。国土交通省の「わがまちハザードマップ」に登録されたURLを出発点に、各市町村の公式サイトで確認しました。
ハザードマップポータルサイトで見られる情報
重ねるハザードマップで見られる情報
国土交通省のハザードマップポータルサイトの「重ねるハザードマップ」では、洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴・成り立ちなどを地図や写真に重ねて表示できる、と案内されている。
出典: ハザードマップポータルサイト
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洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴・成り立ちなどを地図や写真に自由に重ねて表示します。
わがまちハザードマップ
ハザードマップポータルサイトの「わがまちハザードマップ」は、市町村が法令に基づき作成・公開したハザードマップへのリンクである、と案内されている。
出典: ハザードマップポータルサイト
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市町村が法令に基づき作成・公開したハザードマップへリンクします。
2つのサイトの位置づけと問い合わせ先
ハザードマップポータルサイトでは、「重ねるハザードマップ」「わがまちハザードマップ」は関係各機関が作成した災害リスク情報などの防災情報をまとめて閲覧できるようにしたウェブサイトで、データの内容やリスク情報の解釈等は作成した機関に問い合わせるよう案内されている。
出典: ハザードマップポータルサイト
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掲載されているデータの内容や、リスク情報の解釈等については、作成した機関にお問合せください。
土地の取引と水害ハザードマップ(宅建業法施行規則の改正)
宅地建物取引業法施行規則の改正(水害ハザードマップ上の所在地の説明の義務化)
国土交通省は、不動産取引時に、水防法に基づき作成された水害(洪水・雨水出水・高潮)ハザードマップにおける対象物件の所在地を、重要事項説明の対象項目として説明することを義務化した。
出典: 報道発表資料:不動産取引時において、水害ハザードマップにおける対象物件の所在地の説明を義務化
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重要事項説明の対象項目として追加し、不動産取引時にハザードマップにおける取引対象物件の所在地について説明することを義務化する
施行日
宅地建物取引業法施行規則の改正(水害ハザードマップにおける対象物件の所在地の説明)の施行日は令和2年8月28日(金)とされている。
出典: 報道発表資料:不動産取引時において、水害ハザードマップにおける対象物件の所在地の説明を義務化
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施行日:令和2年8月28日(金)
説明の方法
国土交通省は、宅地建物取引業法施行規則の改正に合わせ、宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方(ガイドライン)に、具体的な説明方法として、水防法に基づき作成された水害(洪水・雨水出水・高潮)ハザードマップを提示し、対象物件の概ねの位置を示すことなどを追加するとしている。
出典: 報道発表資料:不動産取引時において、水害ハザードマップにおける対象物件の所在地の説明を義務化
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水防法に基づき作成された水害(洪水・雨水出水・高潮)ハザードマップを提示し、対象物件の概ねの位置を示すこと
改正の背景
国土交通省は、不動産取引時においても水害リスクに係る情報が契約締結の意思決定を行う上で重要な要素となっている、としている。
出典: 報道発表資料:不動産取引時において、水害ハザードマップにおける対象物件の所在地の説明を義務化
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水害リスクに係る情報が契約締結の意思決定を行う上で重要な要素となっているところです
浸水の想定(洪水・高潮・津波)
洪水浸水想定区域(想定し得る最大規模の降雨)
国土交通省は、国土交通省及び都道府県が、洪水予報河川及び水位周知河川について、想定し得る最大規模の降雨により河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域を洪水浸水想定区域として指定している、と説明している。
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想定し得る最大規模の降雨により当該河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域を洪水浸水想定区域として指定し
洪水浸水想定区域図に示される内容
国土交通省は、国土交通省及び都道府県が、指定の区域及び浸水した場合に想定される水深、浸水継続時間を洪水浸水想定区域図として公表している、と説明している。
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指定の区域及び浸水した場合に想定される水深、浸水継続時間を洪水浸水想定区域図として公表しています。
高潮浸水想定区域
国土交通省は、平成27年の水防法改正により、都道府県が相当な被害が想定される海岸において最大規模の高潮が発生した場合の高潮浸水想定区域を指定し、それに基づいて市町村が地域防災計画やハザードマップを作成・活用することが義務づけられたとしている。
出典: 4. 高潮について知るには?
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都道府県が相当な被害が想定される海岸において、最大規模の高潮が発生した場合の高潮浸水想定区域を指定し、それに基づいて市町村が地域防災計画やハザードマップを作成・活用することが義務づけられました。
津波浸水想定
国土交通省の津波浸水想定の設定の手引き(Ver.2.11、2023年4月)は、津波防災地域づくりの推進に関する基本的な指針で示された津波浸水想定の設定の指針となるべき事項の概要として、都道府県知事が最大クラスの津波を想定し、悪条件下を前提に浸水の区域及び水深を設定する、と紹介している。
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都道府県知事が、最大クラスの津波を想定し、悪条件下を前提に浸水の区域及び水深を設定
液状化
液状化現象とは(国土交通省)
国土交通省は、液状化を、地震が発生して地盤が強い衝撃を受けると、互いに接して支えあっていた土の粒子がバラバラになり、地盤全体がドロドロの液体のような状態になる現象として説明している。
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液状化とは、地震が発生して地盤が強い衝撃を受けると、今まで互いに接して支えあっていた土の粒子がバラバラになり、地盤全体がドロドロの液体のような状態になる現象のことをいいます。
2011年東北地方太平洋沖地震の宅地の液状化被害(国土交通省)
国土交通省は、2011年(平成23年)東北地方太平洋沖地震や2016年(平成28年)熊本地震等において、宅地で液状化による甚大な被害が発生したとしている。
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2011年(平成23年)東北地方太平洋沖地震や2016年(平成28年)熊本地震等においては、宅地において液状化による甚大な被害が発生しました。
東日本大震災で液状化が確認された市区町村数(茨城県が最多)
国土交通省関東地方整備局と地盤工学会の報告書(平成23年8月)は、東北地方太平洋沖地震で関東地方の少なくとも96の市区町村で液状化の発生が確認され、震源に近い茨城県が36市区町村で最も多く、次いで千葉県が25市区町村だったとしている。
出典: 東北地方太平洋沖地震による関東地方の地盤液状化現象の実態解明 報告書 平成23年8月 国土交通省関東地方整備局・公益社団法人地盤工学会
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関東地方全体で少なくとも 96 の市区町村で液状化の発生が確認された。県別にみると、震源に近い茨城県が 36 市区町村で最も多く、次いで千葉県が 25 市区町村となる。
地形区分に基づく液状化の発生傾向図(重ねるハザードマップで公開)
国土交通省は、「地形区分に基づく液状化の発生傾向図」と「都道府県液状化危険度分布図」をハザードマップポータルサイト「重ねるハザードマップ」で公開している。
出典: 盛土・宅地防災:地形区分に基づく液状化の発生傾向図等 - 国土交通省
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「地形区分に基づく液状化の発生傾向図」と「都道府県液状化危険度分布図」を
液状化の発生傾向図の注意点(人工改変地)
国土交通省は、地形区分に基づく液状化の発生傾向図で発生傾向が弱い場合でも、その区域にある埋立地等の人工改変地の特定の地点では、地震時に液状化が発生する可能性があるとしている。
出典: 盛土・宅地防災:地形区分に基づく液状化の発生傾向図等 - 国土交通省
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したがって、本図で液状化の発生傾向が弱い場合でも、その区域にある埋立地等の人工改変地の特定の地点では、地震時に液状化が発生する可能性があります。
土地の成り立ちと地盤調査
土地の成り立ちと自然災害リスク(国土地理院)
国土地理院のページでは、土地の成り立ちは身のまわりの自然災害リスクを教えてくれる、と説明されている。
出典: 土地の成り立ちから、身のまわりの自然災害リスクを確認! | 国土地理院
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土地の成り立ちは、身のまわりの自然災害リスクを教えてくれます。
住宅瑕疵担保責任保険の設計施工基準における地盤調査
国土交通省のサイトに掲載されている住宅瑕疵担保責任保険の設計施工基準(木造住宅)では、地盤調査は地盤の許容応力度及び軟弱地盤又は造成地盤等が判断できる調査を行い、敷地条件に応じた計測箇所で計測を行うこととされている。
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地盤調査は、地盤の許容応力度及び軟弱地盤又は造成地盤等が判断できる調査を行い、実施する地盤調査方法や敷地条件に応じた計測箇所で計測を行うものとする。
スウェーデン式サウンディング調査の計測点(同基準)
同基準では、スウェーデン式サウンディング調査の場合は4隅付近を含め4点以上で行うことを原則とするとされている。
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なお、スウェーデン式サウンディング調査の場合は4隅付近を含め4点以上で行う
盛土規制法(宅地造成及び特定盛土等規制法)
盛土規制法(宅地造成及び特定盛土等規制法)の目的と施行日
国土交通省は、宅地造成及び特定盛土等規制法(通称「盛土規制法」、令和4年5月27日公布)が令和5年5月26日から施行されたとしている。同法は、土地の用途やその目的にかかわらず、危険な盛土等を全国一律の基準で包括的に規制するものとされている。
出典: 盛土・宅地防災:「宅地造成及び特定盛土等規制法」(通称「盛土規制法」)について - 国土交通省
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危険な盛土等を全国一律の基準で包括的に規制する「宅地造成及び特定盛土等規制法」(通称「盛土規制法」、令和4年5月27日公布)が、令和5年5月26日から施行されました。
規制区域内の盛土等は許可制
国土交通省は、都道府県知事等が指定した規制区域内で行う一定規模以上の盛土等に関する工事は、都道府県知事等の許可が必要になるとしている。
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都道府県知事等の指定した規制区域内で行う一定規模以上の盛土等に関する工事については、都道府県知事等※の許可が必要となります。
盛土等が行われた土地の所有者等の責務
国土交通省は、盛土等が行われた土地について、土地所有者等が安全な状態に維持する責務を有することが明確化されたとしている。
出典: 盛土・宅地防災:「宅地造成及び特定盛土等規制法」(通称「盛土規制法」)について - 国土交通省
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盛土等が行われた土地について、土地所有者等が安全な状態に維持する責務を有することを明確化
大規模盛土造成地マップ
国土交通省は、令和2年3月30日に全国の全1,741市区町村で大規模盛土造成地マップが公表され、大規模盛土造成地はすべてが直ちに危険のあるものではないが、47都道府県の1003市区町村に51,306カ所存在することが明らかになったとしている。
出典: 報道発表資料:全国に51,306 カ所の大規模盛土造成地の存在が明らかに!~全国すべてで大規模盛土造成地マップが公表されました~ - 国土交通省
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大規模盛土造成地はすべてが直ちに危険のあるものではありませんが、すべての47都道府県の1003 市区町村において、51,306 カ所(面積約10 万ha)が存在することが明らかになりました。
このガイドで載せていないこと
- 茨城県の公式ページ(液状化危険度、浸水想定など)の内容は確認できていないため、載せていません。
- 坂東市のハザードマップの公開ページは、確認できなかったため載せていません。
- 国や国土地理院の「地盤沈下」の被害を記した公式資料は、確認できていません。
取得日: 2026-10-10。内容は、各項目の出典ページに書かれている記載をもとにしています。掲載後に制度の改正などで変わることがあります。誤りに気づかれた場合はお問い合わせからご連絡ください。